医療技術局

検査部

検査部 部長 杉田 哲也

検査部は臨床検査技師の資格を持ち臨床検査の専門家として検体検査、生理検査を実施し、臨床検査技師を主に18名で構成されています。

臨床検査情報は病気の診断、経過観察、治療、予防に欠かせないものとなり、休日、夜間等の検査に対応するため、日直、当直体制で24時間の検査に対応しています。

生理検査は1階Hブロックで心電図、脳波、肺機能、平衡機能、血圧脈波、エコー等の検査をします。

検体検査は2階で生化学、免疫血清、血液、輸血、細菌、病理等の検査をします。
糖尿病療養指導士
認定超音波検査士
細胞検査士
の認定を取得した技師もいて、専門的知識、技能を生かし業務に従事しています。

臨床検査とは

*臨床検査は患者さまから得られた検査材料について行う検体検査(一般検査、生化学検査、免疫・血清検査、血液検査、病理検査、細菌検査)と患者様に、直接検査させていただく生理検査に分かれます。

検査部の理念

  臨床検査を通じて

     広く市民の健康と福祉に貢献する

検査部の基本方針

  患者の立場を考える検査を目標に

   1.検体検査は、 正確に! 迅速に!

   2.生理検査は、 親切に! 丁寧に!

検査部業務紹介

検体検査
一般検査

おもに、尿と便の検査をしています。尿中の蛋白、糖や沈殿物(細胞)を調べて、体の状態を知ることができます。また、便中の血液の有無を調べることにより大腸がんの早期発見もできます そして最近は少なくなりましたが寄生虫を調べることもあります。
その他に、針を刺して身体から採取した穿刺液(胸水、腹水、髄液)などの成分を分析する検査、各ウイルス検査(インフルエンザ、ロタ、アデノなど)、妊娠検査などを行っています。

生化学検査
臨床化学検査

身体の各臓器由来の酵素や蛋白を自動分析器(日本電子)で測定しています。それと特に生活習慣病といわれる糖尿病検査の血糖・ヘモグロビンA1cを専用自動分析機で測定しています。

免疫・血清検査

外的から身を守る免疫蛋白、各組織から分泌されるホルモン量の測定や各腫瘍から産生される特異蛋白、そして、感染症による各種ウイルスの測定をしています。


血液検査

貧血や炎症の目安になる血球数(赤血球、白血球血小板)を調べる検査や、血液中や骨髄中の細胞を顕微鏡で観察して細胞の種類を分類し、血液疾患(白血病、再生不良性貧血など)がないか調べる検査をします。また、止血機能・凝固機能を調べる凝固系の検査も行っています。

輸血検査

血液型や、輸血時の交差適合試験、不規則抗体検査を行っています。

各血液を常に在庫し(特殊な血液は除く)24時間輸血時の検査対応しています。


病理・細胞検査

体のいろいろな部分から採取した組織や細胞を顕微鏡で観察して、炎症性や異型性、良性や悪性の判別、細胞の由来などを形態学的に判定・診断する検査です。

病理組織検査

手術、胃カメラ・大腸ファイバー、その他さまざまな方法で採取された組織の病変部を病理医が顕微鏡下で観察し、それぞれの病気について病名の診断をします。
左の写真は、胃の腺癌細胞(ヘマトキシリン・エオジン染色)の顕微鏡写真です。

細胞診検査

喀痰、尿、婦人科分泌物、髄液、胸腹水など、体から採取されたいろいろな材料から、炎症性細胞や異型細胞を顕微鏡下でさがし出し、病気の診断の補助をする検査です。

細菌検査

人体から採取可能な材料(喀痰、尿,便、血液、膿etc)を検体として菌の培養、同定を行い、その菌に対する抗生剤の効力を検査します。

生理検査

生理検査は1階のHブロックにあります。受付を済まされた後、お待ちください。
検査内容は心電図検査や肺機能検査から脳波検査や超音波検査などさまざまですが、すべて検査技師が患者様に直接、検査させていただきます。その為、多少時間がかかったりお待ちいただくこともありますがご了承ください。

 

 

 

*()内はおよその所要時間です。

循環機能検査

胸が苦しい、不快感がする、どきどきするなどの症状を色々な心電図検査を通して検査します。また、24時間血圧測定をすることで高血圧の診断をしていきます。       

  • 心電図(10分)
  • マスター負荷心電図(15分) :運動負荷をし、心電図変化を観察します。
  • トレッドミル負荷心電図(30分) :運動負荷をし、心電図と血圧の変化を観察します。
  • ホルター心電図検査・ホルター血圧検査(24時間):24時間の心電図や血圧の変化をみます。装着して帰っていただき次の日のはずす時間に来ていただきます。
呼吸機能検査

呼吸機能検査は肺の働きを調べる検査で患者様に最大努力をしていただく必要があります。この検査は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の早期発見に有効な検査です。また、手術前検査としても重要な検査です。

  • 肺機能検査(10分) :最大努力による最良の結果を得るために検査前に十分な説明をします。
平衡機能検査

めまい、ふらつきがある時に行う検査です。

  • 重心動揺検査(10分) :左の写真にある正三角形のプレートの上に開眼1分間、閉眼1分間の合計2分間立っていただきます。このプレートによりふらつきの量、方向や重心の位置、開閉眼による差を計測します。
脳神経機能検査 

・脳波(60分:電極装着時間を含む)) :けいれん発作や意識消失発作、脳外傷のときなどに行う検査です。
頭に電極を装着した状態で部屋を暗くし閉眼にて記録します。可能であれば検査途中で開閉眼、光刺激や過呼吸負荷をして変化を見ます。

  • 聴性脳幹反応(ABR)(約40分):音刺激による蝸牛から脳幹および大脳皮質にいたる聴神経経路を検査します。ヘッドホンを装着し閉眼にて記録します。
超音波検査

身体に超音波をあて、臓器からの反射を画像にし、直接心臓の動きや臓器の形状を見る検査です。超音波は放射線ではないため被爆の心配はありませんが、骨や空気があると見えない場合もあります。目的とする臓器により観察するポイントは異なりますが、いずれの検査も身体にゼリーをおき、超音波が臓器に届きやすいようにします。また、息を止めていただいたり、身体の向きを変えていただくこともあります。

  • 心臓エコー(30分)
  • 腹部エコー(30分) :空腹時に検査を行います。
  • 頚動脈エコー(30分)
  • 乳腺エコー(30分)
  • 甲状腺エコー(30分)
その他の検査
  • 動脈硬化度検査(ABI検査)(10分)
  • 睡眠時無呼吸検査(1晩)
  • 神経伝道速度(約15分):手や足に電極を装着し電気刺激を与え運動神経伝道速度(MCV)を調べます。
  • 上記のごとく、生理検査は多様化しています。様々な症状に対して、医師が適切な生理検査を指示します。
  • なお、予約検査につきましては、当日時間厳守でお願いいたします。時間通りに検査を受けられるよう配慮しておりますが、個々の患者様の病態により、検査開始時間が遅れることもあります。御了承ください。
お問い合わせ
西脇病院 事務局 病院総務課
TEL:0795-22-0111
FAX:0795-23-0699
byoin@hospital.city.nishiwaki.hyogo.jp
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